クッキングダーリン☆

   *********


   アレンビー(以下ア)「皆さん、、、よござんすか?、、、でわ。
     今から!第一回『皆でレインの誕生日を祝おう!
     協力して制作リレー料理大会』
を開催いたします!
     やり方を説明させて頂きますと、皆で順番に材料を用意していき、
     最終的に完成した料理をレインに食べてもらうという企画です!
     司会はあ・た・し!アレンビー・ビアズリーでお送りしま〜す☆」

   レイン(以下レ)「あ、あはははは」(汗)
   ドモン(以下ド)「おい、チボデー。何故あいつはあんなに張り切ってるんだ?」
   チボデー(以下チ)「ヘイ、ジャパニーズ。俺にそんな事を聞くのはお門違いってもんだぜ」
   ジョルジュ(以下ジ)「まあ、レインさんが喜ぶのなら良しとしましょう」
   ド「あんな格好でか!?」(爆)
   サイシー(以下サ)「水着にティアラにマント、、、。まるでミスなんたらみたいだね」(デレ)
   ド「(サイシーの目を隠して)
     な、何故あんな格好させる必要があるんだ!」(鼻血)
   レ「アレンビーが、この格好の方がみんなやる気が出るからって、、、」(汗)
   アルゴ(以下アル)「もう帰っていいか?」
   チ「待ちな!てめぇだけ逃げるのは許さねぇぜ!」
   ジ「同感です。それなら私も帰らせて頂きます」
   サ「オイラ、セシルに会いに行きたいんだよね〜」
   ド「俺は修行をする!」

   『ピッ』

   ア「うおおおおおお!!!!帰るなんて許すもんかあああああ!!!」(暴走)
   チ「Nooooooo!!!
   ア「一歩でも後ろに下がれば殺してやるううう!!!!」
   サ「ひいいっ!怖いよ兄貴〜!」
   ド「うわっ!誰だ!バーサーカーシステムのボタンを押したのは!」

   シュバルツ(以下シ)「私だ!
   ド「シュ、シュバルツ!!!」
   シ「ドモン、仲間の誕生日に祝ってやるのは当然だ。
     それが、愛する人間ならばなおの事、、、」
   ア「ってわけで、シュバルツも手伝ってくれるらしいし、頑張ってね☆」
   シ「え?(いつの間に元に?)」
   チ「、、、へ〜。そりゃあ心強いなぁ」(ニヤニヤ)
   ジ「是非共に頑張らせて頂きたいものですね」
   シ「わ、私は忙しいので失礼させて、、、」
   レ「ごめんなさい、、、シュバルツ」(必殺!困った顔)
   シ「う、、、っ!ううう、、、」
   ア「それでは!話もまとまったところで、いってみよーか〜!
     ファイターズクッキング!レディイイイ!ゴオオオオオオ!!!

   ********

   サ「んじゃま、オイラの言う通りに作ってよね☆作る料理は、、、ハンバーグ
     じゃあ〜、まず兄貴!包丁でたまねぎを微塵切りにして!」
   ド「み、微塵切りだと?わ、わかった、、、。」
   レ「ドモン、、、頑張って、、、」
   ド「任せとけっ!(真っ赤)レイン、、、俺は、、、やるっ!!!

   『サク、、、サク、、、サク、、、』

   サ「あ、兄貴?」
   ド「黙ってろ!」(必死)
   サ「いや、兄貴、、、そんなスローじゃ
     いつまで経っても先に進めないんだけど」(汗)
   ド「なんだとっ!?」
   チ「ヘ〜イ、早くしろよ〜」
   ジ「私たちも暇じゃないんですから」
   アル「先に進まん」
   シ「修行が足りんぞ、ドモン」
   ド「ぐ、、、っ!(お、落ち着けドモン!明鏡止水の心だ!!)
     はああああああ!!!俺のこの手が光って唸る!お前を刻めと轟き叫ぶ!
     爆熱!ゴオオオオットフィンガアアアアア!!!!面!面!めえええん!!!


   『ガガガガガガガッ!!!』

   サ「いや!刀使わなくていいから!包丁で切っていいから!!!」(大汗)
   シ「ドモン!(私の刀がたまねぎ臭くっ!)」
   ア「ひゃあ〜!すっご〜い☆」
   ド「ふん。俺にかかればこんなものだ」(自慢げ)
   サ「、、、じゃ、じゃあ、先行ってみようか」(ゲンナリ)
   シ「、、、(私の刀、、、)」(涙)
   サ「次はミンチを混ぜる役だけど、、、」
   チ「待ちくたびれたぜ〜。これはどうやら俺の役目らしいな☆」
   サ「あ、あのさぁ、、、」
   チ「卵を入れて混ぜりゃあいいんだろ?安心して任せろって!」
   サ「いや、まあそうなんだけどさ、、、あの、でも、、、」
   チ「行くぜえええ!!豪ねぇええええつ!マシンガンパアアアンチ!
   サ「あああああああ!!!!!(だから嫌だったんだあああ!)」(泣)

   『ドグシャ!ドグシャ!ドグシャア!!!』

   シ「やってしまったな」
   チ「どうだぁ!、、、あれ?」
   ド「、、、拳大しか残ってないぞ?
   アル「もっと沢山入ってなかったか?」
   ジ「これだから野蛮な考えしか思い浮かばない男は、、、」(呆)
   ア「生肉が顔に付いて気持ち悪〜い」
   サ「まあ、一人分残ってるからいいよ、、、もう、、、」(諦め)
   チ「め、面目ねぇ」
   サ「じゃあ次は焼く作業ね、、、じゃあ〜次やって」(投げやり)
   ジ「え?私ですか?
   ド「リレーなんだから当然だろう」
   ジ「男子厨房に近寄らず、、、」
   サ「は?」(混乱)
   ジ「紳士とは、愛する妻が作る料理を食してこそ、、、」
   シ『ポチッ』
   ア「やれぇえええええ!!!!」(殺気)
   ジ「、、、という考えは昔の事で、今の理解ある紳士は料理も出来てこそ!」(汗)
   チ「ふん、最初からそう言ってりゃいいんだ」
   ジ「ふんっ!(コンロを前にして)、、、焼く、、、」
   サ「どうしたんだ?」
   ジ「焼くとはつまりこの肉に火をつける事、、、」(ボソボソ)
   サ「へ?」(嫌な予感)
   ジ「ふふふ、わかりましたよ!そろそろ決着を着けましょう!
     行け!ローゼスビット!!!


   『チュン、チュン、チュン!!!ジュ〜、、、』

   ジ「ふっ、焼けましたよ」(キラリン)
   チ「自慢してる場合かっ!!フライパンもハンバーグも穴ボコじゃねぇか!」
   ジ「焼けたのだから良いではないですか」
   ド「(こんな奴らでシャッフル同盟大丈夫なのか?)」←(人の事言えない)
   サ「うん、、、いいよ、もう、、、それでいいよ」(遠い目)
   アル「次は俺の番だな。何をすればいい」
   サ「ああっ!(やっとマトモなのがっ!!!)」(喜)
   アル「人参を畑から取って来て切って炒めればいいんだな?」
   サ「うん!(先が見えるけどちゃんとやってくれるならそれでいい!)」
   シ「今までの出来事がショックすぎたんだな」
   チ「多少の事ならなんとも思わなくなってきてるぜ」
   ド「法則通りの男だな」
   アル「うおおおお!!!炸裂!ガイアクラシャアアア!!!人参を堀りおこす!

   『ゴゴゴゴゴゴゴッ!!!』

   サ「よ!やってやれ〜!かっこいい〜!」(壊)
   ジ「壊れましたね、、、」
   ア「あ〜あ」
   サ「じゃあ〜まあ、不器用そうだし、適当に切ってくれれば、、、はあっ!

   『ジュウウウウウ』

   ド「ど、どうした!!!」
   サ「炎を支配した大胆な炒め方!
     そして見事すぎるいちょうの形に切られた人参!
     た、ただ者じゃない、、、っ!!!

   アル「仲間によく作ってやってたからな」
   サ「なんて手慣れた仕草なんだ、、、。しかもっ!!!」
   アル「ふ〜んふ〜んふ〜んふ〜んふふふふ〜ん♪
   サ「鼻歌まで歌ってるううううう!!!
     しかもあれはガンダムF91で人気が出た『ETERNAL WIND』!
     森口ファンかああああああ!!!!!

   ド「中華一番なノリは止めてくれ、、、」
   ア「やばいよ!アイツ止めなきゃヤバいよ!!!
   サ「はあ、はあ、さて、見た目も組み合わせも悪いが、(オイ)
     オイラが作った最高のチャーハンと合わせて完成だ!」


   『ジャジャーン!』

   ア「やったね〜!レインもお待ちかねだ〜☆」
   チ「ちょっと待て!
   ジ「そうです。何かおかしくありませんか?」
   ド・ア「何が(だ)?」(馬鹿)
   アル「、、、シュバルツ」
   ジ「そう!シュバルツ・ブルーダー!彼だけ何もしていないのです!」
   ド・ア「、、、本当だ!!!」(大馬鹿)
   チ「ちゃっかり最後に回りやがって!何もせずに逃げる気か?」
   シ「、、、ふふふふふ」
   ジ「何がおかしいのですか!」
   シ「まあ慌てるな。私もする事がある」
   サ「え?でも料理は、、、」
   シ「出来た料理を貸してもらおうか」
   サ「は、はい、、、」
   ド「何をするんだ?」
   シ「さて、、、。レイン!」
   レ「は、はい?」
   シ「口を開けてみろ」
   レ「え?」
   シ「いいから口を開けるんだ」
   レ「??、、、(口を開ける)」

   『ぱくんっ』

   ア「!」
   アル「!!」
   サ「!!!」
   ジ「!!!!」
   チ「!!!!!」
   ド「!!!!!!!!!!!!!!」

   シ「食べさせる役、、、というのはどうだ?」(キラリッ)

   全(シ&レ以外)「殺っ!」(怒)
   シ「お、落ち着け!ちょっとした冗談、、、っ!!!」
   全(しつこいけどシ&レ以外)「俺(私)のこの手が光って燃える!
    殺してしまえと轟き叫ぶ!!爆裂!タコ殴りいいいいいい!!!

   シ「う、うおおおおおおおお!!!!!!」

   『ガスッ!』


   ア「この企画丸潰れじゃないいいい!!!!」

   『ゴスッ!』

   アル「つまらん事に巻き込みおって!」

   『バキッ!』

   サ「なんでオイラがツッコミ役にならなきゃいけないんだよ!」

   『ドゴッ!』

   チ「しかもやたら長々と書きやがって!」

   『グシャ!』

   ジ「見にくいったらありませんよ!」

   シ「ま、待て!それ全部私のせいじゃ、、、っ!ド、ドモン、、、」

   ド「俺だって、、、俺だってまだレインに『あ〜ん』なんてした事がないんだぞ!

   シ「お、落ち着け!!ドモン、話せばわか、、、っ!ぎゃああああ!!

   レ「あの、、、これ食べてもいいのかしら」(汗)

   END

   *********

   読みにくくてすみません!
   なんか急に無性に書きたくなってしまいました(笑)
   ちなみに、一番哀れなのはシュバではなくサイシー君です(爆)


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