39アイスクリーム

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   シ「ゲイルー!これ見て見て!」

   ゲ「…シエロ」

   シ「ん?何?」(キラキラ

   ゲ「何だ、そのけばけばしい塊は」

   シ「アイス!」

   ゲ「あいす?」

   シ「氷みたいに冷たくて、すっげ甘くて美味しいんだって!」

   ゲ「そんなもの何処で手に入れて来たんだ?」(呆れ

   シ「MAD MARTで特別に売ってたんだよ!39アイスクリームってゆーんだって!すげくない!?」

   ゲ「…いくらだ」

   シ「へ??いくら?」

   ゲ「値段はいくらしたのかと聞いている」(家計担当

   シ「59000マッカ☆」(ニッコリ

   ゲ「返してこい」(即答

   シ「何で!?そりゃないぜ、ブラザー!ねだりにねだって譲って貰ったのに!」(涙

   ゲ「貴様はマッカを何だと思っている!マントラが買えんだろうが!」(怒

   シ「だ、だって!ゲイルに見せてあげたかったんだよ!」

   ゲ「いらんお世話だ!」

   シ「すっごい綺麗な色のアイスがいっばいあってさ!…喜ぶと思ったんだ」(汗

   ゲ「…」

   シ「最近色々ありすぎて疲れてるだろうから…これ見て喜んで欲しかったんだ」

   ゲ「…見せてみろ」(溜息

   シ「!うんっ!!いっぱい色あったんだけどさ、2つだけ選んでみたんだ!」

   ゲ「上から青、緑か…身体に悪そうな色だが」

   シ「えっと、ブルーハワイと〜メロンシャーベットだって!」

   ゲ「まぁ、悪魔を食べるよりはマシ、か」

   シ「なんか、色的に俺とゲイルって感じしない!?」

   ゲ「理解不能だが?」

   シ「何てゆーの?俺がゲイルを押し倒してるって感じ!?」

   ゲ「…」

   シ「溶けた部分が…こう…絶妙に絡み合うのが…」(変態

   ゲ「確かに溶けた部分は貴様の脳みそとそっくりなようだな」

   シ「あ、ヤバイ!ゲイルもうこんなにトロトロじゃん」

   ゲ「人の名前で呼ぶな」

   シ「舐めても舐めてもどんどん流れてくるよ?」

   ゲ「わざわざ説明はいらん。早く食え」

   シ「…ん、甘い。見て、俺のももうこんなにトロケてる」

   ゲ「さっさと全て喰らえ」

   シ「もう、もっとゆっくり舐めていたいのに〜。仕方ないなぁ、いっただっきまーす☆」

   …一方、部屋の外では。

   ヒ「ななな何をして!?(爆」←『トロトロ』辺りから聞いていた

   サ「…突撃準備」(怒

   ア「聞いてない、あたしは何も聞いてないよ」(涙

   ロ「…人間性を持ってしまった、か」(遠い目

   かなり勘違いした人達が増えていた…。

   終わり

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   何だかんだと甘あまな二人☆

モドル